HOME  >> 肛門周辺の疾病  >> WHA(ホワイトヘッド肛門)とは?症状の特徴・治療方法について解説|港北肛門クリニック

WHA(ホワイトヘッド肛門)とは?症状の特徴・治療方法について解説|港北肛門クリニック

WHA(ホワイトヘッド肛門)

ホワイトヘッド手術を受けて、粘膜脱を起こすようになったものをいいます。粘膜の脱出や出血などの症状があります。ホワイトベッド手術とは、約30~40年前までは、痔核の根本的な手術として、広く行われていた手術法で、内痔核の発生する歯状線の辺り(内痔核帯)を全周に渡り切除し、皮膚と直腸粘膜を縫合するやり方です。直腸粘膜と肛門の皮膚との縫合線が肛門外にきていたり、年月が経過すると支持組織を失った粘膜側が脱出し、出血を起こしたりもします。

治療について

痔核の手術と同様に、脱出する粘膜を切除します。
皮膚と直腸の縫合線が外に出ている場合には、皮下で剥離して肛門内に引き上げたり、縫合線を一部切除してすぐ外側の皮膚を肛門内に引き込み縫い付ける方法もあります。