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直腸腟壁弛緩症とは?症状の特徴・治療方法について解説|港北肛門クリニック

直腸腟壁弛緩症

直腸瘤とも呼ばれます。直腸と膣の間にはもともとお互いの薄い壁しかありません。
その壁に緩みがおきると、直腸はその内圧の高まりで膣壁を押すようになります。
また、直腸は嚢状に膨らみ、直腸性の便秘を引き起こしたりします。
排便時、膣側が膨らむのでそこを押すようにして排便するなどの症状が出てきます。

治療について

治すには手術を行います。
肛門より直腸粘膜を切除したり、焼灼したりして縫縮する方法を用います。
膣粘膜を切開し、膣側から筋肉を寄せて縫合する方法もあります