アメーバ赤痢とは?症状の特徴・治療方法について解説|港北肛門クリニック
アメーバ赤痢
近年、増加してきており、性感染症としてとりあつかわれています。男性同性愛者間での感染が問題になってきている中、女性患者も増えてきています。
下痢、粘血便を主訴とし、内視鏡的には不整形の潰瘍が多発し、好発部位は、大腸の奥の盲腸近辺と直腸です。診断には菌の検出が必要ですが、便からの検出率は高くなく、組織診断で、アメーバを見つめるか、血清アメーバ抗体価から診断される事が多いです。
無症状の感染や血行性に進展し、肝臓に膿瘍を形成することもあるため注意が必要です。
治療について
治療にはメトロニダゾールを用います。最近、保険適用になりました。